ダミー

実践!WoocommerceでECサイト構築~Woocommerceってホンマのとこどうなん?~

2018年11月13日

11月11日(日曜日)晴天、神戸元町で表題のセミナーをおこないました。主に京阪神、及び中四国などからの参加者を想定し、サブタイトルは大阪弁で「ホンマのとこどうなん?」としました。この懐疑的なサブタイトルは

  • ・WPの上に載っているECって、どうしても信頼しきれなくて
  • ・EC専門CMSに比べると落ちるかなぁって印象
  • ・日本対応ちゃんとできてるの?
  • ・ググっても情報が少ない
  • ・周りに使っている知り合いがいない

などの声が多かったことから付けました。

講師はWoocommerceのコントリビューターでWoocommerce for Japanなどの日本向け拡張プラグインの開発者、田中昌平氏。参加者は予定より少なかったものの、その分参加者のスキルにバラつきがなく、また個別の質問もしやすかったと参加者には好評でした。

参加者のみなさま、お疲れさまでした。
それでは、記憶が新しいうちに当記事で内容をおさらいしておきます。

ECサイトを作る前の準備

必要なもの・重要なもの

まず、ECサイトのために必要なものと、それが何のために必要かを考えます。また、お手本となるECサイトはどうしているかを考えてみます。当然、モデルとなるのは成功している大きなECサイトになるでしょう。
次にある一つのECサイトを考えたとき、そのサイトに関わる重要なものを含めた全体を考えます。例えば顧客(買い物客)、仕入先、物流、決済などです。
これらのお話を伺いながら参加者も一緒に考えました。

セキュリティー&マーケティング

セキュリティに関しては、ECサイトはクレジットカード番号を始めお客様の個人情報を扱うのですから、それはそれは気を使いますね。では、Woocommerceのセキュリティーは本当に安全なのか、対策はどうすればよいのか、どの程度バックアップすれば安心なのか、どんなサーバーを準備すればよいのかなどのお話を伺いました。
マーケティングに関しては、何をどのように調査するのかのお話がありました。

準備を元に実際に構築する

Woocommerceでできることできないことを明確にする

この辺からが今回のセミナーの本題です。
Woocommerceでそもそもいいのか、Woocommerceに向いているのはどんなECサイトなのか。そして、WooCommerceの技術力―1秒間に何件のオーダーを処理可能なのか?1時間には?同時にログイン可能なユーザー数は?OSSのバグやセキュリティーホールは、商用ソフトウェアに比べてどうなのか?
参加者が聞きたかったことに、どんどん明確な回答が提示されとても有意義でした。
今回参加できなかったみなさまは、是非次回ご参加ください。

世界中でよく使われている拡張プラグイン

Woocommerce自体がWordpressのプラグインですが、さらにWoocommerceの機能を拡張させるためのプラグインが多く用意されています。その中でよく使われているプラグインのご紹介(お時間の都合上10個程度)がありました。

日本商習慣への対応

こちらも、Woocommerceの導入を検討する際に懸念材料になりがちな事項でしょう。日本独自の決済方法や日本独自の細かい時間指定配達、さらに日本の決済GW(決済代行会社)とのデータの繋がりなどが心配ですね。これらに関しても回答が準備されていました。
今回参加できなかったみなさまは、是非次回ご参加ください。

まとめ~ホンマのとこWoocommerceはどうなのか

さて、当日参加されたみなさまは、既にセミナー終了時点でホンマのとこどうなのかの回答を得たようです。セキュリティやデータの持ち方や日本対応など聞きたいことが網羅されていました。
田中昌平さん、ほんとうにありがとうございました。

※本日参加できなかったみなさま、一つの地域で希望者が一定人数以上集まれば次回を企画します。こちらからメッセージを送信してください。