ダミー

WooCommerce 3.5にアップデートしてステータスを確認

2018年11月22日

10月17日、WooCommerce 3.5.0が公開されました。当記事を書いている時点で最新は3.5.1(2018年10月30日)です。早速アップデートしましょう!でも、エラーが出たらどうしよう。常に最新にアップデートしたい、でも怖い。アップデートによって警告が出たときの対処法をご紹介します。
当記事の環境:WooCommerceバージョン 3.4.5→3.5.1にアップデート。

まずステータスを確認

WooCommerceをアップデートしたらWooCommerceのステータスを確認しましょう。長い1ページですが下まで見て、 ←こんなマークが出ていなければセーフです。もし、 があれば・・・地道に解決しましょう。

WooCommerceステータス

MaxMind GeoIP Database が存在しないため、Geolocation は機能しません。

MaxMind GeoIPデータベースが存在しません

赤字でこんな長い警告出たら泣いちゃいますね。読む気が萎えます。でも、落ち着いて読むと対処法が日本語で丁寧に説明されています。

まずhttps://dev.maxmind.com/geoip/geoip2/geolite2/にアクセスします。英語のページですが日本語にすることも可能です。
下の方に「Downloads(日本語版は『ダウンロード』)」という項目があります。そこで赤字の説明通り「GeoLite2 Country」の隣の「Download(日本語版は『ダウンロード』)」をクリックします。GeoLite2-Country_20181120.tar.gzというファイルがダウンロードされました。20181120は日付なのでダウンロードするタイミングによってファイル名は変わります。


MaxMind GeoIP

ダウンロードしたgzファイルを解凍すると「GeoLite2-Country.mmdb」というファイルが現れます。これを /wp-content/uploads/ にアップロードします。赤字の説明では「間違ってgzをアップロードしないようにね」ということが優しく説明されてます。

テンプレート – 有効期限が切れています。コアバージョンはX.X.Xです

テンプレートが古いときに出ます。
例えば /あなたのテーマ/woocommerce/email/plain/ xxxxxx.php だったら、あなたがカスタマイズしたWooCommerceのメールテンプレートの有効期限が切れています。

有効期限が切れたテンプレート:「更新方法の説明」があるのでクリックします。わっ、また英語ページ!でも、大丈夫。そんな難しいことは書かれていません。

古いテンプレートを更新する方法

  1. 古いテンプレートを別の場所にバックアップします。
  2. wp-content / plugins / woocommerce / templates / [テンプレートへのパス]からデフォルトのテンプレートをコピーして、wp-content / あなたのテーマ / のテーマフォルダに貼り付けます。
  3. 2.でテーマフォルダに貼り付けたテンプレートをテキストエディタで開き、1.でバックアップした古いテンプレートに加えた変更を更新された新しいテンプレートファイルにコピーします。

面倒な工程ですが、これで最新バージョンに対応します。

因みに当サイトのWooCommerceのメールをカスタマイズ text/plainでご紹介した方法で実装したときにも、元バージョンが古いとアップデートしたときこの警告が出ます。

参考サイト

当記事では以下のサイト参照いたしました。制作者に感謝いたします。
https://dev.maxmind.com/geoip/geoip2/geolite2/
https://docs.woocommerce.com/document/fix-outdated-templates-woocommerce/